徳須恵川の河童伝説
唐津市北波多のほぼ中央を流れる徳須恵川には、昔から河童の棲む川として伝説が残されています。
河童の渡来伝説は、中国の黄河上流の秦の都付近に棲んでいた河童たちが、秦の滅亡とともに黄河をくだり、朝鮮半島まで避難しましたが、さらに内乱により逃れて、玄界灘を渡って当地に棲みついたものと言い伝えられています。
愛嬌があり、いたずら者で、また水神様の使いであるとも言われた河童。いろいろな小細工をして人間にいたずらをしようと挑戦してきますが、やはり人間が一枚上手で、すぐ見破られ裏をかかれたりして失敗します。その行動はユーモラスな反面憎めないものでした。
橋の欄干では、その河童たちが皆さんと出会いを待っています。
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